★特別武将&エディット★
荀イクのご先祖様 (2014/12/21)
▼宮城谷「奇貨居くべし」ネタ(※ネタバレ注意!)
「奇貨居くべし」は全5巻っぽいんだが、「1巻、2巻」という表記じゃなくて「◯◯編」という表記なので、最初どれが1巻か分からなかったwww
だが思いがけないタイミングで「荀子」登場!!まさかここで荀子まで登場するとはッ!!(興奮)
しかも荀子が呂不韋に学問を教えるという、まさかの「師弟」設定!!(宮城谷設定)
さすが宮城谷作品!!豪華な出演陣に、美味しすぎる設定の数々!!ご馳走様です!!(何)
「荀子」といえば「荀イク・荀攸」のご先祖様だし、「いにしえ武将」に荀子門下の李斯がいるんだから、
その師匠である荀子も前から「三國志」の「いにしえ武将」として登場してもいいのになぁって思ってた!!(個人的希望)
でもまだ正式には登場しないので、ここは仕方なくエディットでw
「三國志10」の荀イク
荀子の顔グラは、やっぱり子孫である荀イクを参考に考えてみたw
やっぱり「三國志」の荀イクといえばシリーズを通して「ヒゲ部分」が特徴的なので、それを残しつつ…
↓
【荀子(荀況)】 ※エディット
戦国時代末、思想家・儒学者、諱は「況」、字は「卿」
後漢〜三国時代に活躍した荀イク・荀攸はその末裔という
人間の性を悪と認め、後天的努力(すなわち学問を修めること)によって善へと向かうべきだとした「性悪説」で知られる
「性悪説」とは、人間が生まれ持った「無限の欲望」を各人がそれぞれ満たそうとすれば、奪い合い・殺し合いが生じて社会は「乱」(=「悪」)に陥るため、
人間の本性は根本的に変えられないとしても、「学問」を修め、その欲望を規制することによって、
「治」(=「善」)が実現されるとして、礼を学ぶ教育の重要性を説いた
また「天」を「ただの自然現象」であるとして、「天子が悪政を行えば災害が起きる」といった古来からの思想を否定した
「流星も日食も、珍しいだけの自然現象である」「天を崇めて供物を捧げるよりは、これを研究して利用するほうが良い」と説いた
祈祷・雨乞い・占いなどの非科学的なことも否定している
趙に生まれるが、斉の襄王に仕え、斉が諸国から集めた学者たちの祭酒(学長職)に任ぜられる
のちに讒言のため斉を去り、楚の宰相・春申君(黄歇)に用いられて、蘭陵の令となり、任を辞した後もその地に滞まった
荀子の弟子である韓非や李斯は、外的規範である「礼」の思想をさらに進めて「法」による人間の制御を説き、
韓非は「法家思想」の大成者となり、秦の宰相・李斯は法家の実務の完成者となった
実は「奇貨居くべし」を読む前から、荀子をエディットで参戦させるために顔グラをこれに決めてたのだが、
「奇貨居くべし」での荀子も「口ひげは濃いのに、あごヒゲが薄い」という見た目だったwww
ちょうどこの顔グラに似てるじゃないかwなんという奇跡wやっぱりご先祖様だなwww
「奇貨居くべし」だと、荀子のことは「孫子」と呼ばれてるので、孫武や孫ピンと間違えそうになるwややこしいw
作中の荀子は、かなり厳しい感じの先生でしたwインテリクールな哲学者!いや、逆に熱血指導の教育者か?
まさに韓非や李斯を育てた師匠って感じだなw弟子に対しても厳しそうw
「門下生」といえば水鏡門下生たちも好きだけど…(水鏡先生とゆかいな仲間たち)
荀子に比べたら、水鏡先生はかなりの「ゆとり教育」な気がするwww(成都は褒めて伸ばす)
弟子が何かやらかしても「よしよし」って笑顔で許しちゃいそうだしw
詰め込み教育ではなく、弟子の個性を伸ばす教育法ですw(個性伸ばしすぎw)
荀子門下生 (2014/12/22)
【韓非(かんぴ)】 ※エディット
戦国時代の思想家、韓の公子、『韓非子』の著者、法家の代表的人物
後世では、諸葛亮が蜀の幼帝・劉禅の教材として『韓非子』を献上している
秦は「法」を重視する政策を用いていたため、秦王は同じ思想を説いた『韓非子』を読んで感嘆し、韓非を得たいと思うようになる
韓非は韓の公子であったため、事があれば使者になると見越した秦王は、韓に攻撃を仕掛けた
予想通り韓の使者となった韓非は、秦と交渉するために秦王に謁見したが、
すでに彼は故国に絶望し、秦に仕官するべく自らを覇権に必要と売り込んだ
秦王は韓非を登用しようとしたが、すでに秦王に仕えていた李斯は自分の地位が危うくなると考え、秦王に讒言を吹き込んで韓非を投獄させた
さらに獄中にいる韓非に李斯が毒薬を届けて自殺を促すと、韓非はこれに従ったという
【李斯(りし)】 ※いにしえ武将
戦国時代末、秦国の宰相、秦帝国の成立に貢献したが、始皇帝の死後、権力争いに敗れて殺害された
若い頃は小役人として楚に仕えていたが、厠のネズミと兵糧庫のネズミを見て悟り、儒家の荀子の門を叩いた
同門に韓の公子・韓非(韓非子)がおり、共に荀子から学問を学ぶ
秦に入って呂不韋の食客となり、呂不韋からその才能を絶賛され推薦を受けて、秦王・贏政(後の始皇帝)に仕え、
実力者の呂不韋が自決した後は、ますます秦王の信頼が厚くなった
さらに同門の韓非子を蹴落とした李斯は、秦の富国強兵の政策を積極的に献策を行い、ついに秦は中国を統一し、贏政は「始皇帝」となった
その後、始皇帝が巡幸途中で死去すると李斯は、宦官・趙高と共に遺言を書き換えて、
太子の扶蘇を自決に追い詰め、末子の胡亥を二世皇帝として即位させる
始皇帝死後、陳勝・呉広の乱を初めとして反乱が続発し、国内は大混乱になった
この時になっても二世皇帝・胡亥は遊び呆けており、李斯はこれを何とか諌めようとしたが、
宦官・趙高の策略により胡亥の不興を買ってしまい、やがて捕らえれ、趙高から執拗な拷問を受け処刑された
個人的には韓非子と李斯のいざこざも、宮城谷作品で読みたいと思ってる…!!
さすがに「奇貨居くべし」では呂不韋死後は描かれてないなかった…(残念)
でも李斯はちょっとだけ登場してて良かった!!
もうちょっと呂不韋との絡みがあっても良かったのになー
せっかく呂不韋も「荀子の弟子」という宮城谷設定なんだから、同じ門下生同士でもうちょっとトークして欲しかった(荀子門下生)
李斯はライバルの孫ピンを罠にはめたホウケンと同じ匂いがするw
いや、ホウケンの場合は孫ピンの命は奪わずに、まんまと飼い殺しにするくらいだったが、
李斯の場合は、容赦なく投獄して韓非子に毒を飲ませてるからな…
そのせいで「悪役」のイメージしかないwwwまるで白雪姫の継母並みwww
いにしえ武将の顔グラは、確かにアニメにいそうな悪役顔だなwww(禁句)
でも悪役っぽいけど、政治力は高そう!!(善政をするかどうかは別として)
始皇帝と一緒に李斯の「いにしえ武将」にいるぐらいだから、ついでに韓非子も参戦して欲しかった…(何度も言ってますが)
「李斯と韓非子」はセットが美味しいと思ってる!!(何故)
秦の始皇帝 (2014/12/23)
【贏政(えいせい)】 ※いにしえ武将
戦国時代の秦王、秦が中国統一して始皇帝となる
早世した父(荘襄王)の後を継いで13歳で秦王となり、
贏政が若いうちは、荘襄王を王位につける事に尽力していた呂不韋の補佐を受けていたが、成長してからは呂不韋を遠ざけて実権を掌握した
呂不韋の食客であった法家の李斯を起用して国力を整えると、韓、趙、魏、楚、燕、斉の六国を滅ぼして中国を統一した
史上初の中国統一を成し遂げた最初の皇帝であり、死去するまで君臨した
統一後は従来の封建制に変わり、法治による中央集権を行い、重臣の李斯とともに数多くの改革を断行した
国家単位での貨幣や計量単位の統一、交通規則の制定、思想の弾圧である焚書坑儒(書を燃やし、儒者を生き埋めにする)
万里の長城の建設や、等身大の兵馬俑で知られる秦始皇帝陵の建設などを、多くの人民に犠牲を払わせつつ行った
その強硬な専制政治は民衆に多くの負担も与えた
不老不死を望むが、地方を巡行中に49歳で病没し、そのわずか4年後に秦も滅亡する
【趙高(ちょうこう)】 ※エディット
秦の宦官、晩年期の始皇帝にその才能を寵愛され、始皇帝の身辺の雑務を全てこなした
始皇帝没後は、秦の実権を握り、秦を滅亡させる一因となった
趙高は趙の王族として生まれたが幼少時に母親が罪を犯し、これに連座して宮刑に処せられたとする説や、
秦に官吏として仕える途中で罪を犯したか、もしくは連座により宮刑に処せられたとする説、
貧家に生まれ、多くの兄を養うために自ら宦官を志願して秦に仕えたとする説もある
趙高は宦官であるが、勤勉で法律に詳しいことから、始皇帝の末の皇子・胡亥のお守役を拝命する
始皇帝が行幸中に病死すると、丞相の李斯を強引に抱き込み、末子の胡亥を即位させた
胡亥を宮中に籠らせて贅沢三昧の生活をさせ、自らが代わって政務を取り仕切って実権を握った
趙高の仲介なくしては、丞相の李斯ですら胡亥に奏上も適わない程であった
政策は始皇帝の方針を引き継いだが、人民に過重な労役を課し、恐怖政治を敷いたため人民から恨みを買うことになった
また蒙恬などの有力者や、不平派をことごとく冤罪で殺害したため、悪臣が増え人材も枯渇することになる
陳勝・呉広の乱の挙兵をきっかけに、全土で秦への反乱が起きると、
対策と改革が必要と考えた丞相・李斯と、現状保持にこだわる趙高は対立を深め、
ついに趙高は胡亥に讒言して、李斯を処刑させ、自分が後任の丞相となった
しかし項羽や劉邦の秦討伐軍が都に迫ると、自ら反乱を起こそうと考えた
「珍しい馬がおります」と宮中に鹿を連れて来て、それを「鹿」だと答えた者を軒並み捕らえて処刑した
これにより自分に対立する者を粛清した趙高は胡亥も殺した
劉邦軍と密かに内通を画策したが、劉邦からは全く相手にされず、
仕方なく胡亥の後継を擁立したが、胡亥の後を継いだ秦王によって趙高は殺害され、一族も皆殺しにされた
その後、秦王は劉邦軍に降伏して、強国・秦は滅亡した
「張コウ」ではなく「趙高」です(だいたい張コウって変換される)
「宦官」ということなので、ヒゲのない顔グラを選んでみた!!
宦官といえば、かなり太ってるイメージもあるけど(ヒゲがない+太ってる=マツコさんみたいな)
「秦」のイメージカラーが「黒」なので、この顔グラがちょうどいいかなぁと(宦官の衣装ではないが)
結果的に秦のキャラたちは、人相の悪い人が多くなってしまったw
始皇帝も李斯もすでに「いにしえ武将」として参戦してるんだから、秦王国の実質的な権力者・趙高も参戦したらいいのに…
さすがに「宦官」は無理か?本来なら「内政」や「戦闘」には参加しない立場の職業だからなー
でも歴史上の重要人物だし…本来なら戦闘に参加しない武将の奥様も「三國志」に参加してるくらいだから別にいいと思うけどなー
まぁ、仮に趙高が「いにしえ武将」として参加したとして…
この人が自軍に仕官してきたら超ビビるw仕官されても困るwww
なんとなく自勢力が滅亡してしまいそうな気がするwww(滅亡への道?)
でも「悪臣」だとしても、董卓辺りの勢力にいたら強敵になりそうwww