★管理人の落書き★ ★劉備&関羽8(1枚)★


両雄による関羽争奪戦、勃発(in許昌)

曹操「ところで、劉備…欲しいものは何でもやろう。代わりに関羽をわしにくれぬか」
劉備「ははっ、曹操殿はお戯れが上手い」
曹操「戯れだと?」
劉備「いかに貧しいとはいえ、どうして生死を共にすると誓った義弟を金品と替えられましょう。
たとえこの山海すべてを頂いてたとしても、愛する雲長を差し上げる気にはなりません。絶対にv(笑顔)」
曹操「おぬしは贅沢過ぎるな…(怒)」


劉備さんたちが都で曹操の世話になっていた時の話
雷は鳴ってないけど、不穏な空気が漂ってます
きっと兄者は家に帰ってから関羽に「曹操には絶対に近付かないように」と言ってると思う(笑)









↓なんか思い付いたので両雄による関羽争奪戦(in許昌)の続きネタ
先に言っておきますが、やたらと長い上に、ただのネタです

(そして帰宅後)
張飛「どうした、兄者!悩んでるみてぇだが、何かあったのか?」
劉備「…うむ」
関羽「例の件、曹操が勘付きましたか」(※曹操暗殺計画の事)
劉備「いや、そうではない」
張飛「そんじゃ他に問題でも出来たのか?」
劉備「まさしく、私にとっては一番の問題だな…」
関羽「悩みを共にしてこそ兄弟ではありませぬか。我等を義弟と思うのならば、隠さずにお話し下され」
張飛「そうだぜ、兄者!どんな厄介事も俺たちが何とかしてやるって!」
劉備「雲長、翼徳…これほど頼りになる義弟を誰が手放せよう…(感動)」
関羽「と申されると?」
劉備「……実は、曹操が雲長を気に入っているようでな…」
張飛「はぁ!?」
関羽「曹操が、拙者を…?」
劉備「欲しいものは何でも与えるから、代わりにお前をよこせと言ってきおった」
張飛「何だって!!?」
関羽「それはまた…身勝手な…」
劉備「許昌に来た私を厚遇したのも、初めからお前を手元に置くためだろう」
張飛「あの野郎…!!雲長の兄者を欲しがるなんて、ムカつく奴だ!!俺たち兄弟を引き離そうってのか!?」
関羽「…兄者」
劉備「心配するな、雲長。もちろん私は断った。お前を曹操に渡す事など出来る訳がない」
張飛「そうだぜ!あんな奴に兄者を渡せるか!!あの野郎、今度見掛けたら俺が一発ぶん殴ってやる!!」
関羽「翼徳…そんな事をすれば兄者が責任を負わされるぞ」
張飛「だってよぉ…!!」
劉備「雲長、翼徳、お前たちはこれから曹操に近付かぬようにせよ。酒宴へは私一人で行こう。そのうちに曹操も諦めるだろう」
関羽「しかし曹操が機嫌を損ねては、兄者のお立場も悪くなるのでは…」
劉備「大丈夫だ。それぐらいで態度を変えるようでは、曹操の器もたかが知れている」
関羽「ならば良いのですが…」

張飛「う〜ん…」
劉備「翼徳も分かったな。お前とて、その武勇があればいつ曹操に目を付けられるか分からん」
張飛「でもよ、これって逆に利用出来るんじゃねぇか?」
劉備「何?」
張飛「曹操がそんなに雲長の兄者を気に入ってんなら、それを利用して曹操に近付いて、油断したところを…」
関羽「翼徳…!それは…!!」
張飛「どうせ誰かがやらなきゃならねぇんだ!だったら雲長の兄者がやっちまえばいいんだよ!!そうすりゃ帝も大喜びだ!!」
関羽「………」
張飛「だいたいよぉ!急に曹操と距離を置いたら、そっちのほうが疑われちまうんじゃねぇか?」
関羽「それは、そうだが…」
張飛「時には敵のふところに飛び込むのも、兵法だろ?」
関羽「うむ…」
劉備「駄目だ!!!!」
張飛「うぉっ!!?」
関羽「あ、兄者…?」
劉備「そ、曹操のふところに飛び込むなど…!!許さんっ!!絶対に許さ――ん!!!(怒)」
関羽「いえ、あの…兄者?(汗)」
劉備「曹操ごときに雲長を渡すくらいなら、私が自ら国賊を討ってくれる!!!」
関羽「えぇ!!?」
張飛「兄者!!声がでけぇ!!(焦)」
劉備「曹操は私が斬り捨ててくれる!!!(殺気)」
関羽「あ、兄者!!!(焦)」


兄者は本気だ
というか「ふところに飛び込む」の意味、勘違いしてないか?
そしてやたらと長いネタですまん(吉川を読みながら書いてたら、簡潔にまとめられなかった)