★志の大きさ★



宮城谷昌光著「三国志」ネタです（文庫本４巻参照）
元ネタを読んでないと分からんかもしれんが、陶謙を助けるかどうかで議論してます
宮城谷三国志だと関羽は劉備にとって「唯一の理解者」という美味しいポジション


↓








劉備さんが曹操に負けてないものって「志の大きさ」だけなんですか…？（禁句）
つまり「言っとくけど俺、気持ちだけならアイツに負けてねぇよ！？」って事ですか？

……もっと他に勝負できる要素なかったのか？
いや、うん…「志の大きさ」も重要ですけど！！！


曹操のことは分からないが、兄者のことならすぐ分かる張飛
他の人が曹操を褒めていても反論しないし、実際に曹操の凄さも知ってるが、「唯一の理解者」である関羽が曹操を褒めるのは気に入らない劉備
劉備が大器だと思ってるし、劉備の唯一の理解者にも関わらず、たまにうっかり発言をしてしまう関羽

いや、関羽は別に曹操を褒めてる訳ではなく、冷静に相手を分析してるだけです



↓元ネタの会話（文庫本４巻参照）
関羽「曹操には大志があります。しかも袁紹のような虎狼の相貌を見せないところが賢い」
劉備「志の大きさでは、わたしは曹操に負けぬつもりだが…」
関羽「君はいつか天維（てんい）をつかむでしょう。そのためには大志を持つ者と交わり、また争わねばならないでしょう。
　　　君は世祖・光武帝を師表となさればいい。時には更始帝に従うも、最後には勝つ」
劉備「ここでは陶謙を援けて、曹操と争うのが、得策であろうか」